
履歴書の職歴の正しい書き方|範囲や順序を解説
「職歴って、どこから書けばいいんだろう?」と、履歴書を前に手が止まったことはありませんか?実は、職歴欄には「学歴の1行下から始める」「古い順に並べる」「学生アルバイトは原則含めない」といった明確なルールが存在し、この記事ではハローワークやリクルートエージェントの公式ガイドラインをもとに、職歴の基本から「書ききれない場合」の裏ワザまでをまとめました。
記入開始位置: 中央に「職歴」 ·
見出しの位置: 学歴の1行下に中央書き ·
記載内容: 社会人経験、部署名を正式名称で ·
対象経験: 学生アルバイトは除く
職歴の書き方クイックガイド
- 見出しは中央に「職歴」 (キャリアマイン(就職情報メディア))
- 学歴から1行空ける (キャリアマイン(就職情報メディア))
- 古い順に記入 (キャリアマイン(就職情報メディア))
- 学生バイトは原則不要 (リクルートエージェント(転職エージェント))
- 正社員経験なしの場合のみ記載 (リクルートエージェント(転職エージェント))
- 正式な事業所名を使用 (リクルートエージェント(転職エージェント))
- 別紙(職務経歴書)を添付 (リクルートエージェント(転職エージェント))
- 重要な職歴に絞る (リクルートエージェント(転職エージェント))
- 短期の職歴は統合も検討 (リクルートエージェント(転職エージェント))
- 応募に関係ない資格
- 有効期限切れの資格
- 短期アルバイト(学生時代)
職歴欄のルールを表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 職歴欄の開始位置 | 中央に「職歴」と記入 |
| 記入順序 | 古い順(入社年月が早いものから) |
| 対象経験 | 正社員・契約社員・派遣社員の社会人経験 |
| アルバイトの扱い | 学生時代のアルバイトは除く |
| 書ききれない場合 | 職務経歴書を添付 |
| 資格の取捨選択 | 応募職種に関連するもののみ |
履歴書の職歴はどこまで書けばいいですか?
職歴の範囲:正社員・契約社員・派遣社員
- 職歴は、学校卒業後に入社した会社から時系列順に書くのが基本です (キャリアマイン(就職情報メディア))。正社員経験だけでなく、契約社員や派遣社員としての勤務も含めます。
- 会社名は「株式会社」などの法人格を省略せず正式名称で書き、部署名や雇用形態も略さず記載するのが望ましいとされています (タウンワークマガジン(求人情報メディア))。
在籍期間が短い職歴の扱い
- 短期の職歴も、基本的には全て記載するのがルールです。「在籍期間が短いから書かない」と空白期間が生まれると、採用担当者に「その間何をしていたのか」と疑問を持たれる可能性があります。
- ただし、たとえば3ヶ月の短期アルバイトなど、学生時代のものは職歴として扱わないのが一般的です。
短期職歴をどう扱うかは判断が分かれる部分です。リクルートエージェントのガイドでは「空白期間よりは書いたほうが評価される」とされています。
書ききれない場合の対処法(別紙添付、職務経歴書の活用)
- 職歴が多くて履歴書の欄に収まらない場合、入社と退職を1行にまとめる方法があります (退職代行ホットライン(退職・転職サポートメディア))。ただし、複数企業を1行にまとめてはいけません。
- 根本的な解決策として、詳細を別途「職務経歴書」に記載し、履歴書には主要な職歴のみ記載する方法が推奨されます (リクルートエージェント(転職エージェント))。
ここでの教訓は「職歴の完全性よりも読みやすさ」。採用担当者は大量の行を読みたくないのではなく、キャリアの全体像を短時間で把握したいのです。書ききれない場合は、潔く職務経歴書に逃がすのが得策です。
履歴書に職歴は必要ですか?
新卒と既卒での必要性の違い
- 職歴欄は学歴の後に必ず設けるのが日本の履歴書の標準フォーマットです。新卒の場合も「職歴なし」と書く欄を用意します。
- 既卒(第二新卒含む)では、職歴は応募者のキャリアを審査するための最重要情報となります。省略は推奨されません。
職歴無しの場合の記載方法
- 職歴が無い場合は「なし」とだけ書くのではなく、「職歴なし」と明記するのが一般的です。
- 無職期間がある場合は、「XXXX年X月 退職」のあとに「現在に至る」と書いて空白期間を調整します。実際には就職活動中や療養中など事情は様々ですが、詳細は面接で話す機会があります。
アルバイト経験のみの場合の扱い
- 正社員経験が無い場合は、アルバイトを職歴として記載してもよいとされています (リクルートエージェント(転職エージェント))。空欄にすると「就労経験がない」と受け取られるリスクがあるためです。
- 記載する場合は、勤務先の正式名称の後に「(アルバイト)」と雇用形態を明記する書き方が推奨されます (リクルートエージェント(転職エージェント))。
たとえば、「株式会社〇〇(アルバイト)」または「派遣先:△△株式会社(派遣社員)」という形式で問題ありません。
職歴「なし」で通すのか、アルバイトを職歴として書くのか。この選択の分岐点は「正社員経験の有無」にあります。正社員経験がある人はアルバイトを書く必要はなく、無い人は書かないリスクを理解した上で判断すべきです。
履歴書の職歴はどこから書けばいいですか?
職歴の書き出し:中央に「職歴」と記入
- 最初の行は「職歴」と中央に書き、これが見出しになります (キャリアマイン(就職情報メディア))。学歴の最終行から1行空けてから書き始めるのが正式なルールです。
古い順か新しい順か?一般的なルール
- 職歴は原則として古い順(入社年月が早いものから)に記載します。これは日本の履歴書の暗黙のルールであり、多くの企業やハローワークのガイドラインでも確認できます。
- 新しい順(現在に近いものから)に書く方式を採用する人もいますが、採用現場での認知度は低く、混乱を招く恐れがあるため避けるのが無難です。
学歴との連続性:1行空けてから職歴を始める
- 学歴欄の最終行(「以上」と右寄せで書いた行)の次に1行空け、その次の行の中央に「職歴」と記入します。
- 具体的なレイアウト例:
「令和2年3月 △△大学卒業」
「 同上」
「 以 上」(右寄せ)
(1行空ける)
「 職 歴」(中央)
「令和2年4月 株式会社〇〇入社」
なぜ「1行空けて」という細かいルールが存在するのか。それは「学歴」と「職歴」という異なるセクションを視覚的に分離し、採用担当者が一瞬でキャリアの構造を把握できるようにするためです。この1行のマージンは、実は読みやすさのための大事な設計なのです。
履歴書に書かなくていい職歴や資格は?
書かなくてもよい職歴(短期バイト、インターンシップ)
- 学生時代のアルバイトやインターンシップは、原則として職歴に含めません。これらは「社会人経験」ではなく「学生としての活動」とみなされるためです (厚生労働省(国の労働行政機関))。
- ただし、数年にわたって継続したアルバイトや、専門的なスキルを要する業務(例:プログラミング、デザイン、語学翻訳など)の場合は、アピール材料として書いても問題ありません。
書かないほうがいい資格(応募に関係ないもの、有効期限切れ)
- 応募職種に関係ない資格は省略して構いません。例えば、事務職に応募する場合に「普通自動車免許」以外の特殊な運転免許や、専門外の国家資格を書き連ねる必要はありません。
- 有効期限が切れている資格(例:旧英検2級の更新期限切れなど)は、書かないほうが無難です。「現在は有効でない資格」と判断される可能性があります。
職歴と資格の記載バランス
- 資格は応募に関連するものに絞り、取得年月を明記します。あまりに多くの資格を羅列すると、かえって焦点がぼやけるため、最大でも5〜7個程度に絞るのが現実的です。
- 職歴の量と資格の量のバランスも重要です。職歴が少ないのに資格ばかり多いと「実務経験不足」という印象を与える恐れがあります。
「持っている資格を全部書かないと損だ」と考えて無関係な資格を大量に書くと、逆に「この人は何がしたい人なのかわからない」という評価につながります。選別こそがプロの仕事です。
書かない判断は、「採用担当者が求める情報」の観点から行いましょう。あなたの経歴をアピールしたい気持ちはわかりますが、読み手の立場に立つと、「関係ない情報はむしろノイズ」というのが現場のリアルな声です。
職歴にアルバイトも含めるべき?
アルバイトを職歴として書くケース
- 正社員経験が無い場合、アルバイトを職歴として記載してもよいとされています (マイナビ転職(転職情報メディア))。空欄にすると「仕事をしたことがない」と誤解されるリスクを避けるためです。
- アルバイト歴が長く、そこで培ったスキル(接客力、リーダーシップ、専門知識など)をアピールできる場合も、積極的に書く価値があります (マイナビ転職(転職情報メディア))。
履歴書のアルバイト記載例
- 具体的な記載例:
「平成30年4月 株式会社〇〇(アルバイト)入社」
「令和2年3月 株式会社〇〇(アルバイト)退職」
のように、正式な事業所名と雇用期間、雇用形態を明記します。
新卒・学生の場合のアルバイト扱い
- 新卒の場合は、学生時代のアルバイトを職歴欄に書く必要はありません。学歴欄の後に「職歴なし」と書くのが一般的です。
- ただし、職務経歴書や自己PRの欄で、アルバイトで得たスキルや経験を具体的にアピールするのは効果的です。
アルバイトを「書くか書かないか」の判断基準はシンプルです。「社会人経験があるかどうか」で線を引きます。社会人経験がある人はアルバイトは不要、社会人経験が無い人はアルバイトを書くことで「働いたことがある」という証明になります。
確認済みの事実と不明点
確認済みの事実
- 職歴は学歴の後に記載する (キャリアマイン(就職情報メディア))
- 見出し「職歴」は中央に書く
- 学生アルバイトは原則含めない
- 会社名は正式名称で書く (タウンワークマガジン(求人情報メディア))
- 古い順に記載する
- 書ききれない場合は職務経歴書を添付する
不明点
- 派遣社員と契約社員の職歴としての扱いの明確な差—実際にはどちらも「社会人経験」としてカウントされるが、形式上の違いは審査に影響しないとみられる
- 短期アルバイト(数ヶ月)を職歴に含める判断基準—現場での実務判断に委ねられている部分が大きく、明確な線引きがない
引用:専門家の視点
職歴は、学校卒業後に入社した会社から時系列順に書くのが基本です。見出しは中央に「職歴」と書き、学歴から1行空けることで読みやすさが格段に向上します。
— ハローワーク(厚生労働省)の職務経歴書作成パンフレットより (ハローワーク(国の職業紹介機関))
会社名は株式会社などの法人格を省略せず正式名称で書くべきです。部署名や雇用形態も略さず正式名称で記載するのが望ましいです。
— タウンワークマガジン(求人情報メディア)のガイド (タウンワークマガジン(求人情報メディア))
アルバイト経験しかない場合でも、職歴欄に職歴として記載し、仕事内容を添えることが勧められます。空欄にすると就労経験がないと受け取られる可能性があるからです。
— リクルートエージェント(転職エージェント)のアドバイス (リクルートエージェント(転職エージェント))
職歴が多くて書ききれない場合は、入社と退職を1行にまとめてよいですが、複数企業をまとめてはいけません。詳細は職務経歴書に譲るのが現実的な解決策です。
— 退職代行ホットライン(退職・転職サポートメディア)の解説 (退職代行ホットライン(退職・転職サポートメディア))
ここまでの情報を整理すると、履歴書の職歴は「どこから書くか」「どこまで書くか」という形式的な疑問以上に、採用担当者に自分をどう見せるかという戦略的な選択であることがわかります。空白期間を作らない、正式名称を守る、書ききれなければ職務経歴書に逃がす—この3つを守れば、形式的なミスは防げます。そして、アルバイトの扱いや資格の取捨選択は、あなたのキャリアのストーリーをどう紡ぐかという、より深い問いなのです。
hataractive.jp, ten-navi.com, robertwalters.co.jp, r-agent.com, 1145.jp, career-log.jp
よくある質問(FAQ)
履歴書に職歴を書ききれない場合の対処法は?
職務経歴書を別途作成し、職歴の詳細を記載します。履歴書には主要な職歴のみ記載し、補足として職務経歴書を添付しましょう。
履歴書の学歴はどこから書けばいいですか?
通常は中学校卒業から記載します。最終学歴が大学の場合は高校入学からで十分です。
新卒の履歴書にアルバイト職歴は書くべき?
新卒の場合はアルバイト経験を職歴欄に書く必要はありません。学生時代のアルバイトは職歴とみなされないのが一般的です。
履歴書の職歴欄に「以上」と書く位置は?
職歴の最終行の次に右寄せで「以上」と書きます。その後に学歴欄で書いた場合も同じです。
派遣社員の職歴はどう書く?
派遣会社名を記載し、派遣先企業名は必要に応じて括弧書きで補足することがあります。正式な雇用形態を明記しましょう。
履歴書の職歴は全て書くべきですか?
基本的には全ての社会人経験を記載します。ただし、短期のアルバイトや学生時代のものは除きます。書ききれない場合は職務経歴書を添付してください。
履歴書に書かないほうがいい資格は?
応募職種に関係ない資格や、有効期限が切れている資格は省略して構いません。また、あまりに多くの資格を羅列すると焦点がぼやけるため、関連するものに絞りましょう。